安倍元総理、ありがとうございました

アラフィフのお喋り

安倍元総理が銃撃されるという想像だにしなかった事件が起こり、最悪の結果になってしまったことで、私ごときがなんですが、どっぷり落ち込んでおりました。

選挙もありましたしね。落ち着かない数日でした。

日本のテレビでは相変わらずのモリカケ桜だと噂で聞きましたが、日本はいつから亡くなった人に鞭打つような国に?どんなに憎くとも、亡くなった人にはご冥福を祈るのが当たり前だと思っていたのに。だいたいモリカケ桜だって、左派やマスコミによるいちゃもんじゃないですか。まぁ、マスコミはほとんど日本人じゃないから仕方ないのかもしれませんが。

世界の反応は違いましたね。

安保理では全員が起立黙祷を捧げてくれましたが、あれも異例なこと。いろんな国が敬意をもって安倍元総理の死を悲しんでくれました。

 

 

イギリス在住で「世界のニュースを日本人は何も知らない」という本の著者であるめいろまさんのツイートは、日本の中からではなく、日本の外からみた安倍元総理について教えてくれます。私自身、何度も読み返したい言葉が並んでいたので、ここにメモしておきたいと思います。

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「安倍さんはこの様な書からみても、顔つきや振る舞い、外交からみても、政治家や武人というより、風流や貴族の様な感じであったな。エリザベス女王が即お悔みを出したことが異例だったが、政治家(王族より遥かに格下)ではなく、私達の仲間というメッセージだったと思う。」

「そう、安倍さんは貴族なのですよ。だから今回エリザベス女王が異例のお悔やみを出したり、トラちゃんとは本当に友達になれた。外交もあれだけ凄かった。貴族でなければできない外交。プーチンからの尊敬も凄かった。プーチンは実は貴族や王族が大好き。気品や雅なものに憧れが凄いんですよね…」

「今この時点(ウクライナへと戦争中)でプーチンまでお悔みを。しかもかなり想いのこもった暖かいお悔みでした。これは凄いことですよ」

「イギリスは京都の50倍怖いところでしてね、その総本山の王室。 女王様が安倍さんに「公式」にお悔みを出し、天皇陛下にお伝えになった。 「私は日本を特別扱いよ。この元首相、気品があり『公僕』として特別で、気品があり、私達のレベル(ロイヤル)であり尊敬すべき方でしたね」 という意味なんです」

「イギリスの女王様はアメリカの元大統領などが亡くなっても、私的にお悔みを送ることはありますが、今回の安倍さんの件は、即時で公式に天皇陛下にお伝えになった。 これはロイヤルの行動としては特例なわけです。首相、しかも他国の人は格下ですから。 発展途上国や中国の場合はガン無視です」

「さらに今回の安倍さんのお悔み、ローマ教皇まで即時にお悔みを出されましたね。 しかも公式にです この意味に気が付かない日本人だらけですが、これは安倍さんがアメリカ大統領以上の扱いということです 異例です。それだけこの方が個人的に尊敬され、存在感があり、日本が尊敬されているわけです」

「日本の皆さんはご存知ありませんが、イギリスに中国の国家主席が来た際に、彼はトイレの前に座らされ、女王様は手袋をしたまま握手をされました。これは国家として招待はしたが、女王様的には私はあなたが大嫌いです、というメッセージなのですよ。イギリスの宮廷の意志の表し方」

「だから安倍さんへのイギリス女王様の対応と、中国の国家主席に対する対応の違いがはっきりしておりすね。 外交というのは人同士のお付き合いですから、やはり各国のそれなりな方々に気に入られる人でなければならず、また国として尊敬できることを常日頃やらねばダメなのですよ」

「つまりですね、中国国家主席がイギリスに招かれた際、イギリスは国としてチャイナマネーを宛にしていました。でも国としての品格は皆嫌いでしたね。女王様は国民の意図をよく理解される優秀な方ですから、国民の意図を汲み取り、手袋のまま握手で「真意」を示されました。安倍さんの場合逆でした」

「安倍さんを国葬にしなかったら日本は世界中で恥をかき、実に冷たい国と見下されるでしょう。 イギリス女王様、ローマ教皇が即お悔みを出し、アメリカ政府が各機関に即半旗、インドは三日間も喪、国連で黙祷、アフリカ各国がお悔み、タリバンやプーチンからさえお悔やみがあった。右左関係なく悲しみ」

「ロシアの戦争とコロナで各国は暴力や悲しさに疲弊しているのです。その時点で安倍さんは暴漢の手にかけられ暴力の犠牲になった。五輪招致の際にマリオに扮した安倍さんは、温和なお顔で、平和で人畜無害な日本人の象徴の様であったのですよ。その方が暴力の犠牲になった。これは世界的な悲劇なんですよ」

「日本の皆さまに気がついていただきたいのは、安倍さんがいかに日本のイメージ向上に貢献したかということですよ。お葬式の時に慰問に来てくれる方や泣いてくれる方で故人様の真のお人柄や業績がわかりますでしょ。安倍さんが亡くなり世界中の有名人や一般の人がお悔やみ。意味がわかりますね」

「日本の大手マスコミの報道の酷さ、安倍さんの件ではっきりわかったでしょう。 皆さん特に海外報道、海外からみた日本の姿は日本の新聞、テレビ、雑誌を参考にしてはいけません。中の記者や編集は、驚くことに「英文のWikipedia」すら読めぬ語学力で助手やフリーに仕事させている。分析などできません」

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めいろまさんのツイートはまだ続くかもしれませんが、今回目にしたこのいくつものツイートで安倍さんの特別さがとても分かります。総理辞任のときもそうでしたが、これが世界の安倍さんに対する気持ちなんですよね。日本人として素直に嬉しいです。

安倍元総理の凄さを一番理解できてないのは、日本人だと思います。これは、左や中韓に染まったマスコミが、海外での活躍や交流を日本人に向けてあまり報道しなかったせいもあるでしょうが。献花に訪れる人の多さをみると、テレビや反日新聞に騙されてない人がたくさんいて、彼らの思惑が思ったより上手くいってなかったが分かってそれも嬉しかったです。

私はあまり政治のことに詳しくはないけれど、安倍さんのことは好きでした。どこが好きだったかって、あの笑顔がね、優しくて温和で、人柄が表れてて、言われてるような嫌な人とは思えなかったです。

それがあんな最期になるだなんて、本当に夢にも思いませんでした。今でも信じられません。悲しいし、悔しい。

衝撃の日のこと、犯人のこと、思うことはたくさんありますが、亡くなった人はもう二度と戻ってこないので、今はただ安らかにと、お疲れさまでしたと、手を合わせるしかありません。

安倍総理の国葬儀を望みます。