人形供養 40年以上ありがとう

40年以上前に父が買ってくれた人形とお別れをしました。
2歳児等身大人形チャコちゃん。
背中にチャコちゃんをくくりつけて、コロコロの自転車に乗って走ってたとき、近所のおばあちゃんにびっくりされた思い出があります。
「そんな小さな子をおぶって自転車に乗って危ない!」と。
母親が何度もその話をして笑ってました。
あのとき多分小学生の低学年だったと思う。
お友達とお喋りしてるときに人形供養の話が出ました。
これもなにかのタイミングかな、と。
今はもういない父親が買ってくれた人形だから、手放すことに最後までためらいがありましたが、終活を兼ねて決意。
最後に記念撮影をしてお別れしてきました。

さよならしようと決めたものの、正直ずっと葛藤してて、まだいいじゃないかって思いと、残していくより自分でちゃんとさよならした方がいいって思いで行ったり来たり。
うちにいても部屋の片隅に置いておかれてるだけで、決して大事にしてあげてたわけじゃないのに、いざお別れってなると寂しくて。
自分で買ったものじゃないから余計なんでしょうね。
キレイにしてあげようと洋服を洗濯したらボロボロになって焦りました。
新しい服を買おうかとも思ったけど、なんとか元の服を着せて連れて行くことに。(靴下だけはどうにもならなかったので新しいものを)
お寺の門から中を覗くと、本堂の前に人がいて、近づくと「中に並べてあげてください。」と優しく声をかけてもらいました。
入って左側には日本人形が並んでて、右側にお人形やぬいぐるみが並んでて、チャコちゃんは大きなクマのぬいぐるみの前に座らせました。
手を握って頭をポンポン。
御焼香した後、もう一度頭をポンポン。
なんともいえぬ感情(寂しさとか罪悪感とか?)を胸に、お寺を後にしました。ついつい、何度も振り返ってお辞儀をしたりして。
一緒に行ってくれたお友達が、「ひとりじゃないからね。みんないるからね。」と、私に?チャコちゃんに?何度も声をかけてくれたのありがたかったです。
いつまでも手元に置いて私が先に逝ってしまって残すよりも、自分でさよならを決めて見届ける方がずっといい。はず。
40年以上一緒にいてくれてありがとね。
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